大村教授の美術鑑賞・美術史講座「チマブーエ伝:生涯と作品」NEW

【4/23開講】チマブーエことチェンニ・ディ・ペーポ(1240年頃〜1302年)は、イタリア・ゴシック前期に活躍し、フィレンツェ出身の画家である。チマブーエとはイタリア語で雄牛の頭を意味している。アレッツォやフィレンツェのサンタ・クローチェ教会の十字架、アッシジのサン・フランチェスコ聖堂のフレスコ、ピサ大聖堂のモザイクなどが代表作であるが、現存する作品は極めて少ない。チマブーエの師は、トスカーナ派の画家であるが不明であるが、チマブーエはゴシック期を代表する画家ジョットの師とて有名である。近年においては、それまでのトスカーナ絵画に見られるビザンティン様式から脱却し、次の世代への橋渡し的な役目を行っていることから、イタリア・ルネサンス絵画に通じる道を開拓した、重要な画家の一人であると考えられている。


講座内容
1回  前期作品:アレッツォの十字架など
2回  中期作品:サンタ・マリア・ディ・セルヴィのマエスタなど
3回  後期作品:サン・フランチェスコ聖堂のフレスコなど

曜日・時間

第4水曜日15:30〜17:00

受講料

受講料:6,600円(3カ月3回)

初めての方は、入会金500円、1年以上受講のない方は、再入会金500円が必要です。ただし1DAY、体験講座、70歳以上の方は入会金が不要です。
体験や受講希望の方は事前にお申し込みください。価格はすべて税込です。

講師

大村 雅章

講師プロフィール

金沢大学美術教育コース教授

持ち物

筆記用具

備考

事前にご予約ください。